《LUNDIS BLEUS JAPANよりお知らせ》

この度2021年7月31日を持ってMr.Johan Storniが退社致しました。
2021年8月1日よりは、Mr.Bastien Vuilliomenetがオーナーとして、今まで以上に魅力ある時計を作って行く予定です。
以下にLundis Bleusの声明を記載致します。

またバスティアン・ヴィリオメネ氏により日本語にて翻訳された声明文も掲載致します。

この内容については、以前バスティアン氏とも話を重ねてきており、今後の展望についても明るい方向性に至った為です。
今後のランディ・ブルーにご注目頂けましたら幸いです。


Lundis Bleus – Statement of Bastien Vuilliomenet
August 2nd, 2021

Following its foundation in 2016 by Johan Storni and myself, Lundis Bleus has quietly become a respected microbrand, with customers and collectors all around the world especially enjoying the hand-crafted enamel and rare dials which have become a signature of the brand.

On July 31st, 2021, Johan and I put an end to the last chapter of the story of Lundis Bleus that we had been writing together so far.

On August 1st, 2021, I have become the sole owner of Lundis Bleus, and immediately started writing the next chapter of the brand. I would like to wish the very best of success to Johan, and hope that his new challenges in the watchmaking industry will be as exciting as those we had together while running Lundis Bleus.

I’m very much looking forward to pursuing and developing, with the continued support and enthusiasm of our customers, friends and suppliers, the beautiful adventure that is Lundis Bleus. This new chapter and those that will follow are going to be incredibly thrilling!

Yours sincerely,
Bastien Vuilliomenet

P.-S. For any questions, please contact me at info@lundis-bleus.com

PRIM SPARTAK 39 Hand Wind Small Second

1949年創業のプリム【PRIM】の歴史は、1889年にポーランドとの国境近くにあるブロウモフ(Broumov)という町にはじまったクロックづくりまで遡ります。
1949年にチェコスロバキア共和国の国営腕時計製造部門として製造を始めたプリムの旧本社社屋は、1992年にチェコ共和国とスロバキア共和国とが分断された今日でもノヴェー・メスト・ナトゥ・メトゥイー(Nove-mest-nad-Meuji)の街に存在します。
そして、今日もムーブメントを始め、ケースや文字盤、針に至るまで、垂直統合の完全自社一貫生産を行っている数少ないメーカーです。
また年産1500本(自社ムーブメント製品)という根底には、隣国ドイツへの卓越した工業技術の範例に他なりません。
そして、首都プラハのランドマークとして現在も尚、時を刻み続けいている旧市庁舎の天文時計が製造された1410年から、この国にはクラフツマンシップの精神が根底にあり、その伝統をプリムも受け継いでいます。

【SPARTAK 39 Hand Wind Small Second】
『標準』を意味する“スパルタク”は、現在もなおプリムの代表的モデルとしてチェコ国民の愛好家の中でも認識されているモデルです。
そのスパルタクがプリム創業70周年を記念して2019年ミュンヘンタイムにて発表した『スパルタク70thハンドワインド』は、現行のモデルではセンターセコンドのオートマチックモデルにスペックアップされていますが、スパルタク発売当時のディテールやデザインの復刻を…との要望のもと、発売当初のスモールセコンドCal.50を遥かに凌ぐ、手巻式のスモールセコンドキャリバーCal.103を搭載し70本限定生産で発表されました。

そのベースをもとに受注少量生産ながら“SPARTAK 39 HAND WIND SMALL SECOND”は、昨年末に発表されました。

39mmと近年では小振りなサイズのケースは、飽きの来ないクラシカルなデザインで、ガラス風防は、チェコの伝統工芸であるボックス型のボヘミアクリスタルガラスを使いることで乱反射しない上品な風合いの佇まいに仕上がっています。
文字盤にもボックス型ダイヤルに合わせてブルースチールの“分”針先を曲げて作られていたり、インデックスも複数回プリントされています。
また通常12地位置にプリントされている“PRIM”の位置に“SPARTAK”と、6時位置スモールセコンド下の外周に小さく“CZECH MADE”とプリントされているのは『チェコが作る“標準”』という精神からのものづくりに対する姿勢を表しています。

 

 

スペック
◇Model:Spartak-39
◇ケース素材:ステンレススティール
◇ケース外径:39mm
◇ケース厚:11.7mm
◇ケースバック:トランスパレント(サファイヤクリスタル)
◇文字盤:ホワイトカラーダイヤル(ボックス型)
◇針:ペンシル針(ブルースチール)
◇ムーブメント:手巻き式スモールセコンドムーブメント(Cal.103)
◇風防:ボヘミアンサファイヤクリスタル(ボックス型)
◇防水:30m
◇ベルトタイプ:グレーカーフレザーストラップ(TLUSTY&Co.,Ltd Leather)
◇Ref.103-006-483-00-1
¥605,000(税込)

小柳時計店
Tel: 0744-22-3853
HP contact: https://www.koyanagi-tokei.com/contact.html

Louis Erard × Alain Silberstein Chapter 2

Excellence Triptych Designed by Alain Silberstein

【ルイ•エラールから新たなトリプティック デイデイトを発表】

アラン・シルベスタイン氏とのコラボレーション第二作目は、新デザインのチタンケースを纏ってデイデイトモデルを発売します。

曜日表示は、アランお得意のスマイルデイズで、一作目には無いテイストとアランファンにとっても待望のモデル。

品番:LE75357TT02BTT88
価格:¥495,000(税込)

178本限定(78本は3本セット販売。残り100本は単品販売。)

前作以上にアラン氏らしいレギュレーターにアップデートさせたトリプティック“レギュレーター”

アラン・シルベスタイン氏とのコラボレーション第二作目のレギュレーターは、ケースデザインを今回のシリーズ専用に生産されたグレード2とグレード5のチタンを使用したオリジナルのデザインで、ストラップにもアラン氏らしいバックル部の煩わしさを考慮した、ベルクロ素材のストラップが設定されています。
そして“時”“分”“秒”のレギュレーター表示は、アラン氏お得意のデザインが与えられており、きっと楽しい時を刻んでくれる事でしょう。

178本限定(78本は3本セット販売。残り100本は単品販売。)

品番: LE85358TT02BTT88
価格:¥495,000(税込)

クロノバウハウスなど、アラン氏お得意のクロノグラフがワンプッシュクロノグラフになって復活

アラン・シルベスタイン氏と言えばスマイルデイを連想される方も多いと思いますが、一方でクロノAやクロノBグミなどクロノグラフのファンも多かった特徴的デザインを、今回の作品でクロノプッシュボタンを赤するなどで、そのイメージを彷彿とさせるデザインが“ワンプッシュクロノグラフ”として復活されました。

このモデルにも、ストラップにもアラン氏らしいバックル部の煩わしさを考慮した、ベルクロ素材のストラップが設定されています。

またご覧頂いてお分かりのとおり、インデックスはプリントされていますが、クロノ積算数字すら一切プリントされていません。それはアラン氏自身、数字を入れる事で彼のデザインでは無くなる…と云った表れなのでしょう。

品番: LE74359TT02BTT88
価格:¥638,000(税込)
モノプッシャークロノグラフ(センタークロノ)
※ 12時位置に30分積算計

178本限定(78本は3本セット販売。残り100本は単品販売。)

今回発表のエクセレンス トリプティック リミテッドディションにはさらなる仕掛けがあります。

Excellence Triptych Designed by Alain Silberstein Collector’s BOX

3種類の時計それぞれが世界限定178本ですが、そのうち78本は非常にレアなコレクションアイテムとして専用ボックスに収められコレクターズ・ボックス付きで発売されました。

このボックスの中には時計3本と専用証明書、Alain氏本人からのメーセージが入ったUSBキー、そして彼のサイン入りアートワークが
セットされます。

品番: LE11111TT02TRIPTYQUE
◾︎デイデイト(スマイルデイズ曜日表示)
◾︎レギュレーター
◾︎モノプッシャークロノグラフ

◾︎ケース素材:チタニウム(グレート2、グレート5)
◾︎ケース径:40mm
◾︎防水:10気圧防水
◾︎ストラップ:チタニウムフラップ付ナイロンストラップ
◾︎ダイヤル:マットブラック
◾︎ガラス:両面無反射コーティングサファイヤガラス
◾︎:世界限定数:78セット
◾︎生産国:スイス
◾︎税込価格 : ¥1,573,000(税込)

◾︎セット内容:時計3種類各1本
専用証明書
Alain Siberstein サイン入りアートワーク
USBキー(本人メーセージへのアクセスコード)

LOUIS ERARD

トリプティックシリーズに【アーティスティッククラフトライン】をリリース

スイス、ル・ヌアールモンに本社を置く、『ルイ・エラール』は、エクセレンスラインの“トリプティックシリーズ”は、高級時計のテイストを手の届きやすい価格帯で生産するというコンセプトを打ち出しており、今回は“トリプティックシリーズ”の中でも工芸性にフィーチャーしたコレクションライン【アーティスティッククラフトライン】をリリースしました。

前回では、独立時計師ヴィアネイ・ハルター氏 デザイン監修の限定モデルを40万円台で発表するなど、マニアの垂涎心を擽るモデルを発表し、世界的にも話題となり即完売しました。

独立時計師Vianney Halter氏についての説明はここでは控えるとして、2019年6月にClassic Anniversary発表を記念して来日の際、小柳時計店企画でリッツカールトン大阪にて開催致しました際の《Vianney Halter来日イベント》の風景です。

Vianney Halter 氏が2018年に独立時計師20周年を記念して発表した『Classic Anniversary』
スイスとフランスの国境近くの片田舎、サント・クロアにあるヴィアネイ・ハルターの工房
右:36mmケースサイズと現在では小振りな趣の【Vianney Halter Classic】
左:トリプティック レギュレーター ルイ・エラール × ヴィアネイ・ハルターコラボモデル
“針”や“リュース”、“インデックスの字体”や“バックル”など細部に渡って独立時計師ヴィアネイ・ハルターとしてのアイデンティティが受け継がれたモデル。世界178本限定。

今回は新たに高級機にのみ使われる技術的工芸作品を、より現実的価格帯で提供するプロジェクトで、その第一弾が、ヨーロッパでも代表的なエナメル文字盤メーカーの【ドンツェ・カドラン】からの供給による、エクセレンス エナメル グラン フー(Excellence Enamel Grand Feu)が発表されました。

ドンツェ・カドランが供給する様々な高級ブランドは、公表されているブランド、また公表されていないブランドなどを合わせると複数ブランドありますが、実際には高級ブランドに供給されているグラン・フー・エナメル文字盤はとても滑らかで、“ディポット”なども殆ど目立たなく、とても美しい文字盤肌に仕上がっており、やはり高級ブランドへの納入価格が仕上がりに現れている事が頷けます。

というところを見てきているだけに、今回のルイ・エラールのエクセレンスシリーズのアーティスティッククラフトラインが50万円台ということで、正直あまり期待はしていませんでした。
とはいえ『ドンツェだから…』という少しの期待に対して、今回のグランフーエナメル文字盤は、期待以上に大きく応えてくれた仕上がりでした。
とは言いましても、職人が一枚一枚焼いているのと、歩留まりの問題がございますので、99本全てが当店に納品された文字盤の仕上がりと同じとは、言い切れないと思います。
グラン・フー・エナメルに詳しい方ならご存知かと思いますが『ディポットや文字盤上のエナメル層自体がフラットじゃない…というが、だからそれが“グラン・フー・エナメル”の証なんだ。』と仰る方もおられるほどでなので、グラン・フー・エナメルの奥深さは、ご理解頂けると思います。

一つ言えることは、今回の文字盤カラーが敢えて乳白色の色で製作された事も歩留まりの良さに影響しているようで、それをしっとりとした温かみのある雰囲気に仕上げられており、またコーポレートカラーであるブルーのインデックス、「もみの木」をかたどったブルースチール製の針が優雅な時の流れを刻んでくれます。

次回作としては、スイスのエングレーヴィング職人がエングレーヴしたモデルも発表されるようで、スイスの伝統的な技法を伝える“アーティスティッククラフトライン”は、今後もコレクターズアイテムとして、注目を集めることでしょう。

※今回お求め頂きました方に、標準でセットされています『カーフブラウンヌバック』とは別に、『カーフブルーヌバック』を1本お付けいたします。(無くなり次第終了)

【商品詳細】  
品名:Excellence Enamel Grand Feu (エクセレンス エナメル グラン フー)
品番:LE34237AA54BVA38
価格:¥594,000 (税込価格)
ケース:ステンレススチール(シースルーバック)
ケースサイズ:42㎜
ストラップ:カーフブラウンヌバック
ムーブメント:SW261-1 (自動巻きスモールセコンド)
世界限定99本

ドイツ統一30周年記念モデル

Sinn.U1.DE

ドイツは、2020年10月3日で、ドイツ統一30周年を迎えた。それを記念してドイツジン時計会社(Sinn Spezialuhren GmbH)より、世界300本限定で発売された。なお日本国内には、約30本の入荷が見込まれている。今回ドイツ統一30周年の節目として発表された“Sinn.U1.DE”は、形的には一つの国であるドイツだが、未だ経済格差など様々な不均衡は、解消されず、国民の多くは、事実上未完成と感じている。ジン社は、新生統一ドイツを願い、秒針を今まで嘗て無い“ゴールドカラー”に表して発売した

【ムーブメント】SW200-1(自動巻/26石/28,800振動)【機能】時・分・秒(センターセコンド)デイト表示【ケース・ベルト】ケース:Uボート・スチール(PVD加工+テギメント加工1500ビッカース)ベルト:シリコンストラップ風防:両面無反射サファイアクリスタル特殊結合方式の逆回転防止ベゼル(テギメント加工1500ビッカース)リューズ:ねじ込み式裏蓋:Uボート・スチール、ねじ込み式防水性能:100気圧防水負圧耐性【サイズ・重量】ケースサイズ:直径44mm×厚さ14.7mm重量:113g(ベルトを除く)ベルト幅:22mm【その他】船級・認証機関DNV GL(旧ゲルマニア・ロイド)検定済み税別本体価格 ¥440,000税込価格   ¥484,000

ご購入はこちら

HP https://www.koyanagi-tokei.com 
HP contact https://www.koyanagi-tokei.com/mailform/index.html
HP ECサイト https://koyanagi-tokei.shop-pro.jp/
instagram https://www.instagram.com/kazuhiko.koyanagi/
facabook https://www.facebook.com/Masterkoyanagi/
twitter https://mobile.twitter.com/Masterkoyanagi

PRIM SPARTAK 70th Hand Wind

 1889年にポーランドとの国境近くにあるブロウモフ(Broumov)という町にはじまったクロックづくりは、プリムの歴史の一部であり、1949年に国営の腕時計製造部門として独立したプリムの旧本社社屋は、スロバキア共和国と
分断した今日でもノヴェー・メスト・ナトゥ・メトゥイー(Nove-mest-nad-Meuji)の街に存在します。


そして、今日もムーブメントを始め、ケースや文字盤、針に至るまで、垂直統合の完全自社一貫生産を行っている
数少ないメーカーです。

また年産1500本(自社ムーブメント製品)という根底には、隣国ドイツへの卓越した工業技術の範例に他なりません。

そして、首都プラハのランドマークとして現在も尚、時を刻み続けいている旧市庁舎の天文時計が製造された1410年から、この国にはクラフツマンシップの精神が根底にあり、その伝統をプリムも受け継いでいます。

2019年のミュンヘンタイムで発表された『スパルタク 70th ハンドワインド』は、2019年でプリム創立70年でもあり、『標準』を意味する“スパルタク”は、センターセコンドのオートマチックモデルに変更されていますが、当時のディテールやデザインを復刻し、そして発売当初のスモールセコンドCal.50を遥かに凌ぐ、手巻式のスモールセコンドキャリバーCal.103を搭載し、70本限定の生産で発表されました。

しかしミュンヘンタイムで即完売となったため、日本からのオーダーは間に合わず…だったのですが、輸入元よりプリム本社の海外マーケティング担当の某女史にお願いして貰ったところ、今回だけなら…ということで、特別に2本受注頂けました。

これはそのうちの1本です。

また今回このモデルには、通常12地位置にプリントされている“PRIM”の位置に“SPARTAK”と、6時位置のスモールセコンド外周には“NOVÈ MÈSTO NAD METUJÌ 1949-2109”と、プリム本社がある地名と、創業から今日に至るまでを意味する年号がプリントされており、プリム社として国外に輸出されて初めての歴史的な記念モデルです。

 スペック

◇ケース素材:ステンレススティール

◇ケース外径:39mm

◇ケース厚:11.7mm

◇ケースバック:トランスパレント(サファイヤクリスタル)

◇文字盤:アイボリーカラーダイヤル(ボックス型)

◇針:リーフ針

◇ムーブメント:手巻き式スモールセコンドムーブメント(Cal.103)

◇風防:ボヘミヤンサファイヤクリスタル(ボックス型)

◇防水:30m

◇ベルトタイプ:カーフレザーストラップ(TLUSTY&Co.,Ltd Leather)

¥600,000(税別)

小柳時計店
Tel: 0744-22-3853
HP contact: https://www.koyanagi-tokei.com/contact.html

ランディ・ブルー(Ref.1110-MWメテオライト)・(Ref.1110-AVダークブルーアベンチュリングラス)・(Ref.1110-MAクロワゾネ【Sea Of Japan】)の3機種

Lundis Bleus  Watchmaker Mr.Johan Storni…

【ランディ・ブルー ウォッチメーカー ヨハン・ストーニ氏来店】

スイス、ラ・ショー・ド・フォンに工房をおくランディ・ブルーの創業者のひとりで、3D CADのムーブメント設計デザイン技師兼時計師のヨハン・ストー二氏が三度目の来店をされました。
今回は、世界初となるランディ・ブルー公式ディスプレイの設置に伴い、来日されました。

Ref.1110-MA Sea of Japan/Black ¥1,287,800(税込み)
Ref.1110-AV Dark Blue Aventurine Glass Silver markers ¥507,600(税込み)

Ref.1110-MW Meteorite/Brown strap ¥645,840(税込み)
※懇意にして頂いております全国の同業の専門店さま数店舗さまからのご厚意で頂きました改装のお祝いの【リヤドロ シルバーゲスト】
店舗のインテリアにも非常に綺麗でお洒落なオブジェです。

S.U.F Helsinki Vetehinen by Srapeneva

  S.U.F Helsinki Vetehinen by Srapeneva
(S.U.F ヘルシンキ ヴェテハイネン by サルパネヴァ)
フィンランド出身の独立時計師Stepan Sarpanevaが製作するセカンドライン『S.U.F HELSINKI』。その内でS.U.F HELSINKI初となるダイバーズモデル、Vetehinen“ヴェテハイネン”。
ヴェテハイネンとは、1930年代初め頃フィンランドの独立戦争に使われていた潜水艦『ヴェテハイネン号』からネーミングされています。

 

Technical Specifications

Movement

  • Eterna 3901A Calibre, 28800 mph (4 Hz)
  • Mechanical Automatic winding
  • Hours, Minutes, Small seconds
  • 29 jewels
  • 65 Hours power reserve
  • Rhodium plated

Case

  • Stainless Steel (Supra 316L/4435), 42 mm in diameter, 13 mm in thickness
  • One-way rotating bezel with Superluminova marking
  • Screw in case back and crown
  • 2.05 mm thick sapphire crystal with multi antireflective coating inside
  • Water-resistant to 30 ATM

Dial

  • Comblémine cadrans soignés
  • Galvanic colored( Copper or Purple or Black )
  • Superluminova indexes
  • Steel hands with Superluminova

Strap

  • Leather in various colours
  • Rubber
  • Stainless steel pin buckle

Helmut-Sinn 1916-2018 (ヘルムート・ジン氏死去…)

Sinn_2018_0214

それぞれ、ヘルムート・ジン氏のモデルや、ローター・シュミット氏とヘルムート・ジン氏との共同開発をしたモデル等関わりの深いモデルです。(参考出品)

スクリーンショット 2018-02-16 21.47.58Mr. Helmut-Sinn, former president of the German special watch company, died on February 14, 2018 at the age of 101.
(ドイツ特殊時計会社の元社長であるへルムート・ジン氏が2018年2月14日に101歳で亡くなられました。)

第二次世界大戦においてドイツ軍の戦闘時パイロットとして活躍したヘルムート・ジン氏は、銘機の誉れ高い《ユンカース52》や《ユンカース88》を駆り、延べ2万時間以上の飛行を達成しました。しかし不慮の事故により戦線離脱を余儀なくされましたが、豊富な実戦経験を通して精度の高い時計の存在がパイロットに取っていかに大切かを学んだのです。これが契機となって彼は時計作りを初めました。1950年代のことです。以来今日までドイツ人の気質でもある緻密さと手作りに拘るクラフツマン・シップによって、軍に採用されるコックピット・クロックやクロノグラフ等、銘品と評価される数多くの時計を生み出してきたのです。

【ローター・シュミット氏を招き入れて…】
さらなる前進を期すフランクフルトの工房には、ドイツ シャウハウゼンに本社を置く時計メーカー sinn&shumitteインターナショナルウォッチカンパニー(IWC社)にてエンジニアを努め、ポルシェ・デザインのチタンケース、同社の傑作と知られるコンプリケーションモデル“ダヴィンチ”の開発などを成功に導くという実績を残していたローター・シュミット氏を招き入れます。
ヘルムート・ジン氏とロー・ターシュミット氏、名工と謳われるふたりのコラボレーションによって、ジン社はさらなる発見と新たな驚きをこれからも提供し続けます。
《1980年代カタログより抜粋》

ご冥福をお祈り致します。m(_ _)m

ULYSS NARDIN Classico Manufacture

ユリス・ナルダンとドンツェ・カドラン
2016年から発売されたクラシコエナメルのスモールセコンドタイプには、自社で製造開発されたシリシウムのヒゲゼンマイやガンギ車を採用したユリス・ナルダン製キャリバーUN-320を搭載しており、クラシカルでありながら耐磁性にも優れた仕様になっています

またこのモデルの特筆すべきもう一つの大きな特徴は、1972年に創業し、以来多くの高級メゾンからも信頼を寄せられており、近年幾つものメーカーが新作で採用するエナメル文字盤の美しさは『ドンツェ・カドラン』社製が郡を抜いていると言われ、その技術はスイス最高峰と称賛されており、特にホワイトエナメルの平滑さは奇跡とまで言われています。
そのエナメル工房ドンツェ・カドランは、17世紀に確立された高温焼成のグラン・フー、クロワゾネ、シャンルベ、フランケのエナメル技法に継承し、多様な要望に応えています。その由緒あるドンツェ・カドラン社をユリス・ナルダンは、2012年より傘下に置き、多様なエナメル文字盤を展開しています。

ドンツェ・カドラン最高峰のエナメル技術
ドンツェ・カドラン社は、最高峰の技術を誇るエナメル工房としても知られています。
1972年にマイスターエナメラーと謳われたフランシス・ドンツェ氏によって創業されました。創業者のフランシスは、1987年に退職するまで時計文字盤の職人としての道を追求し続けました。

エナメル技法を愛し、独自性を追求するユリス・ナルダンは、25年以上に渡り、質の高いエナメルをフューチャーした製品を発表して来ました。
そのエナメルの専門技術を持つ職人は、ほんの一握りしか存在せず、『失われた装飾技法』と言われています。
その希少なエナメル装飾は、今日、世界で最もプレステージの高い時計ブランドのみ見ることが出来ます。

一つ一つの製作工程には卓越したスキルと精確さが求められ、複雑さ、絶妙なディテール、鮮やかな表現、それらが相まって魅力的な効果をもたらすエナメル文字盤の腕時計は、何世紀にもわたり、コレクターにとって垂涎のアイテムとなっています。

ユリス・ナルダンは、ドンツェ・カドラン社とともに『グラン・フー』、『クロワゾネ』、『シャンルベ』、『フランケ』というエナメル技法を文字盤製作に取り入れています。
ドンツェ・カドランの製作工程は、17世紀から変わらずに伝統を守り続けています。

ユリス・ナルダン クラシコ エナメル
(左)2018年発表モデル
Ref.3203-136-2/E0-42
ホワイト グラン・フーエナメルダイアル
自動巻き(自社キャリバーUN-320)
ケース径:40mm/ケース厚:10.2mm
SSケース/30m防水
¥1,101,600(税込)

ユリス・ナルダン クラシコ エナメル
(右)2017年発表モデル
Ref.3203-136-2/E3
ブルー フランケ・エナメルダイアル

自動巻き(自社キャリバーUN-320)
ケース径:40mm/ケース厚:10.2mm
SSケース/30m防水
¥1,101,600(税込)