皆様、こんにちわ。
小柳時計店 Staff 松川です。
こんなタイトルの下、気ままに時計を紹介してみようという事で、毎回どんな時計がピックアップされるか、楽しみにしていただけたら光栄です。
もしかしたら、お探しの逸品に出会えるかも?・・・と、そんなお役に立てればいいのですが・・・。
といったところで、宜しくお願い致します。
記念すべき一回目は《 ZEITWINKEL 》のご紹介です。
ツァイトヴィンケルは、2006年にペーター・ニコラウス氏とイビカ・マキシモヴィッチ氏によってスイスのサンティミエにて創業され、2011年にデビューしました。極めてシンプルな構成にモダンでドイツ的な風合いのスイス製マニュファクチュールのデビューはまさに衝撃的なものでした。
ごく一部の高級時計にしか行わない手法で、プレートやローターなどの素材にはジャーマンシルバー(洋銀)を用いてメッキ処理を行わず、ジャーマンシルバーのもつ経年による黄金色の緑青に変化していく様を楽しんでいける為に、完全な手作業で仕上げや面取りが行われていたり、歯車にも硬質で耐久性にも優れたベリリウム銅を用いるなど、そのムーブメントの美しさをステンレスのケースにおさめています。それでいて、リーズナブルな価格に設定されている為、時計好きからも支持を集めるブランドであるのも理解できます。
国内に輸入元を持たないことで中間コストの削減ができ、これもリーズナブルな価格の理由のひとつとなっています。