ULYSS NARDIN Classico Manufacture

ユリス・ナルダンとドンツェ・カドラン
2016年から発売されたクラシコエナメルのスモールセコンドタイプには、自社で製造開発されたシリシウムのヒゲゼンマイやガンギ車を採用したユリス・ナルダン製キャリバーUN-320を搭載しており、クラシカルでありながら耐磁性にも優れた仕様になっています

またこのモデルの特筆すべきもう一つの大きな特徴は、1972年に創業し、以来多くの高級メゾンからも信頼を寄せられており、近年幾つものメーカーが新作で採用するエナメル文字盤の美しさは『ドンツェ・カドラン』社製が郡を抜いていると言われ、その技術はスイス最高峰と称賛されており、特にホワイトエナメルの平滑さは奇跡とまで言われています。
そのエナメル工房ドンツェ・カドランは、17世紀に確立された高温焼成のグラン・フー、クロワゾネ、シャンルベ、フランケのエナメル技法に継承し、多様な要望に応えています。その由緒あるドンツェ・カドラン社をユリス・ナルダンは、2012年より傘下に置き、多様なエナメル文字盤を展開しています。

ドンツェ・カドラン最高峰のエナメル技術
ドンツェ・カドラン社は、最高峰の技術を誇るエナメル工房としても知られています。
1972年にマイスターエナメラーと謳われたフランシス・ドンツェ氏によって創業されました。創業者のフランシスは、1987年に退職するまで時計文字盤の職人としての道を追求し続けました。

エナメル技法を愛し、独自性を追求するユリス・ナルダンは、25年以上に渡り、質の高いエナメルをフューチャーした製品を発表して来ました。
そのエナメルの専門技術を持つ職人は、ほんの一握りしか存在せず、『失われた装飾技法』と言われています。
その希少なエナメル装飾は、今日、世界で最もプレステージの高い時計ブランドのみ見ることが出来ます。

一つ一つの製作工程には卓越したスキルと精確さが求められ、複雑さ、絶妙なディテール、鮮やかな表現、それらが相まって魅力的な効果をもたらすエナメル文字盤の腕時計は、何世紀にもわたり、コレクターにとって垂涎のアイテムとなっています。

ユリス・ナルダンは、ドンツェ・カドラン社とともに『グラン・フー』、『クロワゾネ』、『シャンルベ』、『フランケ』というエナメル技法を文字盤製作に取り入れています。
ドンツェ・カドランの製作工程は、17世紀から変わらずに伝統を守り続けています。

ユリス・ナルダン クラシコ エナメル
(左)2018年発表モデル
Ref.3203-136-2/E0-42
ホワイト グラン・フーエナメルダイアル
自動巻き(自社キャリバーUN-320)
ケース径:40mm/ケース厚:10.2mm
SSケース/30m防水
¥1,101,600(税込)

ユリス・ナルダン クラシコ エナメル
(右)2017年発表モデル
Ref.3203-136-2/E3
ブルー フランケ・エナメルダイアル

自動巻き(自社キャリバーUN-320)
ケース径:40mm/ケース厚:10.2mm
SSケース/30m防水
¥1,101,600(税込)