パイロットウォッチの新標準規格 TESTAF(テスタフ)について

世界初のパイロットウォッチの標準規格[TESTAF]

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test_41950年代の終わり頃までは、航空時計に対する厳密な規格が存在していたといいます。しかし現在はそういったものは存在しないということで、Sinn(ジン)社の社長であるローター・シュミット氏はドイツのアーヘン応用科学大学航空宇宙技術学部のフランク・ヤンサー教授に相談を持ちかけて、共同で数年にわたるリサーチプロジェクトを行い、パイロットウォッチの新しい規格を作ろうと試みました。そうして開発されたのが、世界初のパイロットウォッチの標準規格[TESTAF]です。

 

少々長くなりますが、詳しくお話させていただきますと・・・

ジン社社長ローター・シュミット氏がこのプロジェクトへの取り組みを始めた2008年当時、ダイバーウォッチのDIN規格に相当するような標準規格がパイロットウォッチにはありませんでした。
ジンにはこれまで、定評のある技術開発機構と密接に協力してきた経緯があります。過去に様々なテストを受けたジンの時計はすべて過酷なテストに合格し、機能的に優れたものであることが証明されました。このように、ジンが提唱する耐久性や信頼性は、実際に厳しい検証を重ねテストに合格することで裏付けされており、ユーザーは安心して使用することができます。このようなテストを敢行することは、ジン社で特殊な任務遂行に必要とされる条件を備えた装備品として時計をデザインしていることの証しでもあります。
[TESRAF]の認定も品質の証であり、パイロットウォッチとして必要不可欠な機能的および物理的条件に基づいて、中立的公共機関であるアーヘン応用科学大学は、すべての時計メーカーで応用できるTESTAFテストのための厳格な基準を設けました。
テストに合格すると、そのパイロットウォッチがTESTAFテストにおいて、すべての条件を満たしているという証明書が発行されます。TESTAF認定を受けた時計のダイヤルやケースには、水平線を模したコックピット画面中央に飛行機が浮かぶデザインの登録済みTESTAFロゴを使用することができます。
TESTAFは将来的に行われるパイロットウォッチのテストに関して、専門誌編集者を対象とした、科学的かつ機能的に裏付けされた審査体制も構築しています。

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test_8[差圧テスト]

めまぐるしく変化する周囲圧力に耐えるEZM10

 

 

 

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耐G性能試験の103.TI.AR

 

 

 

 

EZM10 のようなパイロットウォッチは緊急用コンパスに磁気の影響を与えない構造であることが条件

 

 

1・機能性
2・外部応力に対する耐久性
3・安全性と適合性
このTESTAF3大技術要件を満たし、高温気候テストや低温気候テスト、高空テストなど過酷で厳格なテスト基準に合格した時計にTESTAF認定が与えられます。

ジンのコレクションの中では・・・

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EZM10.TESTAF、103.TI.TESTAF、103.TI.UTC.TESTAFおよび857.UTC.TESTAFが厳格なテスト基準に合格しTESTAF認定を受けました。

 

 

このパイロットウォッチを変えうる新規格[TESTAF]の登場によって、従来のパイロットウォッチより更に機能的で信頼性のある時計選びが可能になるのではないでしょうか?

R0012113完成したTESTAFの小冊子も店頭に並べてあります。TESTAFについて、興味のある方やご覧になりたい方は、是非お立ち寄りください。
上記のTESTAF認定時計が入荷しましたらすぐにお知らせしたいと思っておりますので、もう暫く楽しみにお待ち下さいませ。

以上、小柳時計店 Staff 松川がお伝えしました。
ありがとうございます。