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マスターズトーク

“ルイジ・マカルーソ氏来日”

去る10月26日(火)東京全日空ホテルにおいて、ジラール・ペルゴのセミナーが行われました。
その模様を、少しですが掲載致します。
出席者は、日本全国のジラール・ペルゴ正規取り扱い店 約80店中約50店ほどの方々と雑誌社のプレス関係の方々が招待されており、IWW(株)二玄社のT澤氏も来ておられました。

内容と致しましては現在のGP社の現況報告、これからの方針と質疑応答そして、新製品の発表と言う流れの約5時間半のセミナーでした。
そのうちの少しですが、皆さんにご覧頂き、またご質問など頂ければと思います

まず
トラデマジャパン(株)代表取締役 萩原氏よりのご挨拶とジラール・ぺルゴ社 社長 ルイジ・マカルーソ氏のご挨拶から始まり「ジラ-ル・ぺルゴの概要等の説明があり(現在の年間時計製造個数約18,000個や年間総売り上げの3~5%を研究と開発に投資しています。)などと言ったマニュファクテゥリーとしての高品質・高水準であるが為の小量 生産であることの説明がありました。
『それは、テゥルーマニュファクチャラー(真のマニュファクチャー)として約10年ほど前より再建し、今日長期的な計画に添って進んでおります。』とのマカルーソ氏の説明の後いろいろな質問がございました。

Q:どこからどこまでが、GPM(ジラ-ル・ペルゴ マニュファクチャー)社で製造されていますか?

A:時計の80%がムーブメントに掛かりますが、ネジやゼンマイ等と言ったパーツまで自社で製造しているメーカーはございませんのでその点ではマニュファクチュールと呼ばれているメーカーと同じように供給を受けていますが、私どもの製品はGP3000及びGP3100などの代表ムーブメントがございますが、テゥールビョンやミニッツリピーターなどの複雑時計の開発や製造に関しては当社で全てネジ1本から行っております。GP3000及びGP3100と言った当社の代表的ムーブメントであってもメインスプリング(ゼンマイ)等はスイスSMHグループのエタ社の傘下でニバロックス社と言う会社が唯一メインスプリングを製造している会社でロレックス社などもすべてこの会社から供給を受けています。

Q:GPM(ジラ-ル・ペルゴ マニュファクチュール)社は現在何種類のムーブメントを製造していますか?

A:トゥールビョンやミニッツリピーター等その他の複雑ムーブメントを除けばベースとなるムーブメントはGP3000とGP3100でGP3000にコラムホィール式クロノグラフの機能を付加させたのがGP3080で本年発表致しました『ヴィンテージ1999』のムーブメントでもあります。クォーツのベースムーブメントとしてはGP7350、GP6301、GP7100、GP5100です。

Q:どれだけ(何社)のメーカー(会社)にそのムーブメントを供給していますか?

A:バセロン・コンスタンチン、カルティエ、ブルガリ、ダニエル・ロート、エベル等です。
ムーブメントを販売するに当たって二つあり一つは、常に近密(いわゆる似たお客様)をお持ちの会社であるから前に上げた会社に供給しております。
もう一つは、品質面などで必要以上に高い水準で依頼がありますので当社にとってもメリットがあるからです。

等々マカルーソ氏よりこれからのGP社の先を見据えた回答も頂き非常に熱のこもったセミナーでした。

そして、ついに2000年7月入荷予定となった
お待ちかね2000年GP7000の新作登場!!
012F.jpg010F.jpgカルネ(試作品)でしたのでムーブメントなどは搭載されていませんでした。しかしケース及びブレスレットは、このタイプだそうです。文字盤のカラーなどは、「これ以外にもホワイトやブルーなどを考えておりますが、決定はしておりませんがおそらく他のカラーも含めて入荷すると思います。」とのことでした。{現行モデルの縦三つ目もいいけど、新作の横三つ目にも魅かれますネ}
ご存知の方もおられると思いますが、現在のGP7000シリーズは生産中止となりました。それにつれて
密かにマニアの間では(70017.3.56.7497ピンクゴールドベゼルや70014S.1.11.4454ミリタリーなどと言ったモデル)をお探しの方もおられるそうです。
{お考えの方がいれば、早めの方が良いと思います。}


007F.jpg001F.jpgこちらが、J Limited4(日本限定モデル)です。入荷予定は2000年の7月頃だそうです。このG.Pのデザインの最優秀賞として(株)ウィングレボリューションの浅井さんが授与されました。浅井さんにはこのモデルのLIMITEDの№1が贈られるそうです。(SSケース・SSベルトが150本限定 SSケース・クロコベルトが50本限定の計200本です。)
{いいなあ~っ来年は私もガンバルゾッ。みなさんも何か良いデザインがあればメール下さ~い。賞を頂ければ、ん~っ非売品のレアなグッズをプレゼントとか・・・。}


019F.jpg018F.jpgそしてこれが今世紀最後のジラール・ペルゴJ Limitedモデル(当店11月中頃入荷予定 ¥550、000)
の裏ブタと文字盤及びケースです。裏ブタにはジラール・ペルゴ博物館(ヴィラマルガリータ)とJ LIMITEDとシリアルナンバーが刻印されております。


そして当ホームページをご覧頂いている方にぜひお見せしたいのがこちらです。 ↓
少し観にくいかも知れませんが 9時位置の赤い針がそれです。

スクーデリア(スクーデリア・フェラーリ・フドロワィヤント)と言うモデルでエンツォ・フェラーリの会社の70周年を記念するこのモデルはスプリットセコンド・クロノグラフにジャンピングセコンドと言う特殊機構を組み合わせたユニークな腕時計でリューズと同軸に配されたスプリット用ボタンも高度な設計です。
9時位 置の赤い1/8のジャンピングセコンド針の動きをご覧下さい。

013F.jpg014F.jpgこちらも今年のS・I・H・Hで発表されて話題を呼んだクロノグラフ『ヴィンテ-ジ1999』のフェイスとムーブメントです。自社開発による独自設計のコラムホィール(ピラーホィール)クロノグラフのムーブメントで当に今世紀最後を飾るに相応しい世界最小(23,30㎜)の自動巻クロノグラフ ムーブメントです。


polaroid.jpg最後にマカルーソ氏と一緒に カシャッ!余談ですがマカルーソ氏の左腕にはこの(スクーデリア フドロワィヤント)の白文字盤のプラチナモデルが納まっていました。マカルーソ氏いわく「これはとっても気に入っているんですよ」とスプリットセコンドを動かしながら“ニンマリ”しておられました。
気が付くと私だけになっておりアッと言う間に時間が来てしまいそれからまもなく帰路に着きました。
また何かあれば掲載致します。質問等ございましたらお寄せ下さいませ。