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2002年12月19日更新

マスターズトーク

“ジャッケ・エトアール ルクソール Valjoux88とルイ・エラール ルネッサンス Valjoux88との比較”

先日、入荷して来た最終入荷分の“ジャッケ・エトアール ルクソール ”の数週間のちにもう一つのバルジュー88を搭載した“ルイ・エラール ルネッサンス”というモデルが入荷してきました。

みなさん承知の通りジャッケ・エトアールはオールドのムーブメントをリファインしてオリジナルのケースに納めてリリースしているメーカーであります。

 一方、ルイ・エラール のルネッサンス バルジュー88につきましては、あまり掲載されてる資料が少ないのでは?と思い大変興味深いモデルなので掲載させて頂きました。
『ルイ・エラールの歴史は1929年まで遡り、以後1970年頃までム-ブメントを製造し手巻式パワーリザーブ付きムーブメントや9時位置にスモールセコンドを搭載した自動巻ムーブメントの特許を取得するなどエボーシュとして他のメーカーへ供給していました。

1978年には3第目のポール・エラールに引き継がれ、規模を拡大しての生産体制に望みました。しかしのちに経営に行き詰まりボルツリー兄弟へと経営を引き継ぎ現在に至ります。』とおおまかな背景はこのようなのですが、なによりもこのモデルはその他のルイ・エラールとは一線を介するモデルで、ケースの仕上げの良さはもちろん、機械内部一つ一つや、特に輪列の受け板の仕上げの良さ、またそれぞれのパーツがきっちりと面取りまで施されていたり、ジュネーブ仕上げの仕上げ直しを施してからロジュームメッキを掛けるなどかなり綺麗で手の込んだ仕上げがなされており、しかも1950年代製のチラネジ付きロービートである18000振動という古典的なオールドムーブメントが使われております。

JacquesValjoux88_01.jpgJacquesValjoux88_02.jpgJacquesValjoux88_03.jpg
●ジャッケ・エトアール ルクソール バルジュー88 K18PGモデル ケース径36.5mm、ケース厚14mm、21600振動、プレキシ風防ガラス、裏面ミネラルガラス(7/15 うち国内入荷本数7本)¥1,180,000


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●ルイ・エラール ルネッサンス バルジュー88 K18YGモデル ケース径39mm、ケース厚13mm、18000振動、両面サファイヤガラス(15/62 うち国内入荷本数3本)¥1,380,000(Sold Out)