2007年07月14日更新

1920年代頃に発売が開始された長方形ケースが特徴で、当時は斬新なデザイン性で人気をはくし、また通常スモールセコンドが主流だったこの時代に、はっきりと時分針から秒針を独立させた仕様は、当時では始めてだった為ドクターズウォッチとも称され脈拍を確認する医師が測定し易いということでも知られています。

発売当初は、グリュエン社製等のムーブメントを搭載し、その後は自社製のムーブメントを開発し1940年代頃まで製造されました。
またこのシリーズは、ホワイトゴールド2型、イエローゴールド1型、ピンクゴールド1型の計4種類がROLEX社創立100周年を記念して2005年のバーゼルワールドで発表され、2006年よりデリバリーが開始されました。

アールデコ調のディテールを残し、現代風にアレンジしたデザインに、ロレックス社初のシースルーバックからは、文字板のエングレービングと同様の受け板へのエングレービングが施されており、それを確認する事が出来ます。

また、クロノメーター検定取得の自社キャリバー［Cal.7040-4］のムーブメントに使用されていれるパーツは全て綺麗に磨かれており、また香箱や一番車などの歯車の歯、一つ一つまで丁寧にポリッシングされるなど、怠り無くメンテナンスを受ければ100年以上の使用に耐え得る仕上げになっております。